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「高市のやりたい放題を放っておくわけにはいかない」乱世の政治家、亀井静香氏が語る「大連立」構想|FNNプライムオンライン

「高市のやりたい放題を放っておくわけにはいかない」乱世の政治家、亀井静香氏が語る「大連立」構想

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かつて乱世の政治家と言われ、自民党の政調会長や閣僚を歴任、いまや政界のご意見番である亀井静香氏(89)。憂国の士である亀井氏はいまの高市政権をどうみているのか?単独インタビューの中で、亀井氏の口から出たのは「このままだとナチスのようになる」という強い懸念と、自民党内の不満分子と野党の結集による大連立構想だ。

「高市政権はナチスみたいになるんじゃないか」

――4年前のインタビューでは高市氏を「元気で発信力がある」と評価していましたが、今の高市政権をどうご覧になっていますか?

亀井氏「高市政権はナチスみたいになるんじゃないか」
亀井氏「高市政権はナチスみたいになるんじゃないか」
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亀井静香氏(89):
4年前の総裁選の際、安倍さん(元総理)から電話がかかってきて、高市を応援してくれと。だから応援したが、こんなに人気が出てくるとね。独りよがりというか、そのうちナチスみたいになるんじゃないか。もうその兆候が出ているしね。国旗毀損罪は危険だ。国歌はみんなが歌いたいと思うようにしなければいけないし、国旗だってそうだ。火をつけたいという気持ちになるのは、国家のほうが悪い。そういう国家であったらいかんな。

高市総理大臣
高市総理大臣

――皇室典範の改正についてはどう思いますか?旧宮家の男系男子を養子にできるよう改正することで、女性天皇への道筋が断たれたとの批判がありますが。

亀井静香氏(89):
皇室典範を改正するのはおかしいと思わないのかね。あれは皇室の内部の話だ。手を付けること自体がおかしい。そもそも皇室に入るべく教育を受けていない者が、陛下になるなんて反対だね。男系女性天皇は賛成だ。

「玉木には政権に潜り込めと言った」

――高市総理は今月にも内閣改造を行う予定ですが、麻生氏は副総裁、鈴木氏は幹事長として留任する見通しです。

亀井静香氏(89):
政権を私物化しちゃだめだよ。それは国の滅びの始まりだ。これまで権力を握った者が人事をやるのは当然だと言ってきたが、それにしてもこの人事はおかしい。高市はこのままだとダメになるな。

国民民主党・玉木雄一郎代表
国民民主党・玉木雄一郎代表

国民民主党の玉木雄一郎には政権に潜り込めと言った。中に入ってかき回せと。しかし高市もさるもので入れないわな。野党が結集し、大連立しかないだろう。10年前に神谷宗幣(参政党代表)に会ったがなかなか目力があった。立憲と公明党が組むのは良いが、「中道」なんて言ったって国民にはわかんねえわ。

――自民党内にはいわゆる「高市一強」の状況に対して不満の声が聞こえてきます。どうご覧になっていますか?

亀井静香氏(89):
今回の人事がカギだな。俺の秘書をやっていた武田良太なんかには自民党を飛び出せと言っている。石破は高市に対してちょこちょこ言っているが、だったら総理の時にやりなよと。石破が辞める時、選挙で負けたからって辞めるなと言ったんだ。

「私はハトを守るタカ。林には長州のDNAがある」

――自民党がもし割れるとしたら、そのきっかけになるのは何でしょう。いま食品にかかる消費税を1%にすることへの反対論が根強くありますが、これが一つの分裂につながりますか?

亀井静香氏(89):
消費税は元々無くせといってきたんだよ。そもそも税は、富裕層からとって、困窮層に配るべきものだ。それが政治だよ。国債を発行すればいいんだよ。

――次の総裁選、高市総理は続投に意欲を示していますが、誰がいいと考えていますか?

林芳正総務大臣
林芳正総務大臣

亀井静香氏(89):
前回の総裁選に出た中なら林芳正かな?林は長州のDNAがある。私はハトを守るタカだ。今年ニッポン放送で対談をした際には、「あんたは総理になれるように頑張りなさい」と言ったな。

武田良太元総務大臣
武田良太元総務大臣

武田良太や玉木雄一郎にも期待している。高市政権はアメリカのポチになりつつある。武器輸出の緩和。日本は憲法九条で戦争をやりませんと言っているのに死の商人をやるなんてそんな矛盾はないな。

「私がやることを見てなさい。冥途の土産だ」

――非核三原則についても年末までに見直しを検討しようという動きがあります。さらに高市総理はいずれ憲法九条の改正も視野に入れているのではないかとの見方もあります。

亀井氏「私がやることを見てなさい」
亀井氏「私がやることを見てなさい」

亀井静香氏(89):
そんなことをしたらおしまいだ。高市は何を言ってもいいと思っているのか。危険だね。いまの国民は自分で考える力が無い。考える力が無いから独裁政治になるんだ。まあ私がやることを見てなさい。いま山崎拓や小沢一郎などと相談して、このまま高市のやりたい放題を放っておくわけにいかないと憂国の士を結集する構想を考えている。与野党の垣根を超えたオールジャパンの政権を作り、アメリカや中国と対抗せにゃいかん。私の冥途の土産だ。

――ありがとうございました。

鈴木款
鈴木款

政治経済を中心に教育問題などを担当。「現場第一」を信条に、取材に赴き、地上波で伝えきれない解説報道を目指します。著書「日本のパラリンピックを創った男 中村裕」「小泉進次郎 日本の未来をつくる言葉」、「日経電子版の読みかた」、編著「2020教育改革のキモ」。趣味はマラソン、ウインドサーフィン。2017年サハラ砂漠マラソン(全長250キロ)走破。2020年早稲田大学院スポーツ科学研究科卒業。
フジテレビ報道局解説委員。1961年北海道生まれ、早稲田大学卒業後、農林中央金庫に入庫しニューヨーク支店などを経て1992年フジテレビ入社。営業局、政治部、ニューヨーク支局長、経済部長を経て現職。iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。映画倫理機構(映倫)年少者映画審議会委員。はこだて観光大使。映画配給会社アドバイザー。

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