日頃から自宅に防災グッズを備えることは大事だが、外出先や旅行中に緊急事態に見舞われたら頼れるのは身の回りにあるものだけだ。

限られた環境の中で臨機応変に行動し、初動対応に当たることが命を守ることにつながる。

そこで覚えておいてほしいのが「衣類を活用する知恵」。

いざという時に役立つ、Tシャツやパーカーの意外な活用法を元警察庁指定広域技能指導官で広域災害危機管理アドバイザーの齊藤昌巳氏に教えてもらった。

パーカーで頭巾

災害発生時の移動は、落下物や雨風から頭を守ることが大事だ。

ヘルメットや防災頭巾があればそれをかぶるのが一番だが、手元に備えがなかったらどうするか。

ここで役に立つのが紐付きのパーカーだという。

パーカー頭巾の作り方(特集班撮影)
パーカー頭巾の作り方(特集班撮影)
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【頭巾の作り方】
(1)パーカーの左右をフードの幅にあわせて内側に畳む
(2)裾から数回折り畳み、フードの中に入れ込む
(3)頭に乗せて紐をあごの下で結び固定する

頭巾完成!(特集班撮影)
頭巾完成!(特集班撮影)

強度はヘルメットと比べれば劣るが、何もかぶらないよりは安全だ。

紐を結んで頭に固定(特集班撮影)
紐を結んで頭に固定(特集班撮影)

パーカーを普段からこのように畳んでしまっておけば収納スペースも嵩張らないし、いざという時の持ち出しも簡単。移動時には頭を保護する頭巾として活用し、避難所ではクッションや枕としても重宝する。