非常時にアルミホイルが大いに役立つことを知っているだろうか。

アルミ箔は保温性や成形性が良いことから食器の代替えとなったり、ペットボトルへの給水を補助する“簡易ロート”、さらには体を冷えから守る防寒グッズなどとして幅広く活用することができるという。

警視庁警備部災害対策課のXアカウントでも紹介されている非常時に役立つ“アルミホイルの活用法”について、元警察庁指定広域技能指導官で広域災害危機管理アドバイザーの齊藤昌巳氏に教えてもらった。

お皿や簡易ロートに!

アルミホイルを普段はそれ程多用しない人でも、災害時には欠かせない備えとなるだろう。

その理由の1つが成形性の良さだ。

アルミホイルがお皿やスプーンに(特集班撮影)
アルミホイルがお皿やスプーンに(特集班撮影)
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お皿や器に巻けばしっかりと密着し、表面を汚さずに温かい食事を冷ますことなく食べられる。

器がない時は、アルミホイルを複数枚重ねて形を整えれば即席のアルミプレートが完成する。

さらに細長く何度か折り畳んで形を作れば、スプーンも出来てしまう。

簡易ロートにも(特集班撮影)
簡易ロートにも(特集班撮影)

また、給水車からペットボトルに水を注ぐ時も頼もしい味方となる。

アルミホイルで「簡易ロート」を作ってペットボトルの入り口に差し込めば、水をこぼさずに確実に給水することができるのだ。

必要なのはアルミホイルと箸だけ(特集班撮影)
必要なのはアルミホイルと箸だけ(特集班撮影)

作り方は簡単。
必要なのは、正方形のアルミホイルと穴を開けるための箸など細長いものだけ。

アルミホイルを4つ折りにして角を細める(特集班撮影)
アルミホイルを4つ折りにして角を細める(特集班撮影)

【簡易ロートの作り方】
(1)正方形のアルミホイルを4つ折りにする
(2)角が重なっているところを細める
(3)花びらを作るように広げて外側を折って強度をつける
(4)ペットボトルに差し込み、箸などで水の通り道を作る
(5)簡易ロート完成!繰り返し使える

箸などで水の通り道を作る(特集班撮影)
箸などで水の通り道を作る(特集班撮影)

能登半島地震では吸水袋を持っていた人はわずかで、多くがペットボトルで給水車に向かった。

しかし給水車のホースや蛇口は大きく水が度々こぼれる事態となり、それをきっかけに生まれたアイデアだという。