富士山が噴火することを想像したことはあるだろうか。

富士山噴火での避難の基本計画策定に携わった火山学者で静岡大学名誉教授の小山真人さんによると、「富士山の噴火は100年後に起きても、明日起きてもおかしくない状況。大規模噴火である確率は4%」と指摘している。

また、「現代の日本は大規模な噴火の経験が浅い」とのことで、国はハザードマップなどで啓発している。

では、火山灰はどんな影響を及ぼすのか。

内閣府のシミュレーションは

内閣府のシミュレーションによると、噴火3時間後から2週間ほどで火山灰が東京・千葉・神奈川・茨城まで飛んでいく。その後、じわじわ降り積もっていく。

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それぞれ色ごとに影響範囲が示され、オレンジ色の部分は木造家屋倒壊の可能性、紫の部分は二輪駆動の自動車などが走行できない、ピンクの部分は停電の可能性、緑の部分は鉄道の通行停止する可能性を示している。

火山学者の小山さんによると、「冬の時期は上空の風が強いため、火山灰が風下に運ばれやすい。1707年の噴火では都心に届いていたので、十分に注意が必要」と指摘する。しかし、風向きで変わるためあくまで一例であり、必ずしもシミュレーション通りにいくとは限らない。

火山灰の特徴と健康被害

東京都のHPによると火山灰は、以下のような特徴があるという。
・水分を含むと固まり、電気を通す
・細かいガラス片や鉱物などでできていて硬くて、とがっている
・風で舞い上がる

舞い上がった火山灰を吸い込んでしまうと目・鼻・のど・気管支などに異常が出ることがあり、特にぜんそくなどの呼吸器疾患などがある人は症状悪化の可能性が高い。