また、香り豊かな山の恵み「実山椒」を塩漬けにすれば、ちりめんじゃこと炊き合わせたり、ごはんのお供にしたりするのはもちろんのこと、料理のアクセントとしても重宝します。ピリリとさわやかな風味が季節を感じさせてくれる贅沢さです。小分けにして常備しておくと何かと便利です。

そして、初夏ならではの香りを閉じ込める保存食といえば、「青じそジェノベーゼ」。青じそが青々と茂るこの時季に、発酵食の味噌、松の実、梅干し、太白ごま油などとともにペースト状にしておけば、香り高いソースとして1年中使えます。

パスタはもちろん、トーストにぬったり、グリル野菜とあえたりと使い道は無限。冷凍保存しておけば、冬の寒い日に取り出して、初夏の記憶を食卓に運ぶこともできます。

さあ、キッチンに立って、瓶に旬を閉じ込めてみませんか。それはあなたの暮らしをよりいとおしいものにしてくれるはずです。

青じそジェノベーゼ

青じそでつくる和風ジェノベーゼソース。梅干しを加えているのでよりさっぱりとした味わいに。さっとあえて、味が決まります。

『別冊天然生活 真藤舞衣子さん 梅仕事と四季の保存食』から抜粋
『別冊天然生活 真藤舞衣子さん 梅仕事と四季の保存食』から抜粋

■材料(つくりやすい分量)
青じそ(洗って茎を取る) 80枚
松の実 大さじ1
梅干し(種を取ってたたく) 2個分
味噌 大さじ1
塩 小さじ1
太白ごま油 70g

■つくり方
1 ブレンダーにすべての材料を入れて攪拌し、煮沸消毒した保存瓶に入れる。

保存の目安:冷蔵で約3日、冷凍で約1カ月