“野菜ソムリエ上級プロ”で“果物ソムリエ”の堀基子さんが、旬の野菜と果物のおいしさを引き出す技を紹介する本連載。今回は、和洋中どんな料理にも使える野菜の定番「きゅうり」。冷凍保存の方法と冷凍きゅうり活用レシピを紹介します。

文・写真=堀基子

きゅうりの保存方法

パリッとした独特の歯ざわりと、クセのない爽やかな香りが魅力の夏野菜、きゅうり。

きゅうりを買うときは、緑色が濃く、皮に張りがあり、できるだけ太さが均一なもの選びましょう。曲がっていても味に変わりはないといわれています。

保存の際は、水気に弱いので、水気をしっかり拭き取り、ポリ袋に入れ、ヘタを上にして立てた状態で冷蔵庫の野菜室へ。

とはいえ、特売などでたくさん手に入っても、大量消費は難しいもの。そんなときは冷凍保存をオススメします。

冷凍すると、どうしても水分が抜けて歯ごたえがなくなってしまうため、パリッとした歯ごたえが欲しいメニューには向いていませんが、塩を振って水気を絞ってから使うようなメニューにはよく合うのです。

しかも、塩を使わなくても、冷凍するだけで水分が絞りやすくなるので、減塩効果も期待できます。

まるごと冷凍する場合

1本をまるごと冷凍させるときは、きゅうりを洗って水気を拭き取り、食品用ジッパーバッグに入れて冷凍します。

きゅうりを丸ごと冷凍したら、調理の際は半解凍だと切りやすいです
きゅうりを丸ごと冷凍したら、調理の際は半解凍だと切りやすいです
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料理に使う時は、1分ほど水に浸けて半解凍にしてから包丁で切ります。完全に解凍してしまうと、柔らかくなり過ぎて、切りにくくなってしまいます。

そして、お好みのサイズに切ったら、ギュッと水気を絞って調理します。

9割以上が水分なだけあって、絞ると驚くほど水分が出ます。切った後は、塩+ごま油+白ごまや、塩昆布+ごま油で和えると美味です。