あなたは自己肯定感が高いほう?それとも低いほうだろうか。女性向けキャリアスクール「シーライクス(SHElikes)」を運営する起業家の福田恵里さんは、「どうせ私なんかには無理だ」などと、自分にブレーキをかけてしまう気持ちにのみ込まれずに、うまく付き合っていくことが自分らしいキャリアを築くコツだと言います。

福田さんの著書『「私なんか」を「私だから」に変える本 ─ 一生ものの自信のつくり方 ─』(日経BP)から、そのコツを一部抜粋・再編集して紹介します。

自己肯定感の低さは誰のせい?

「私なんか」「どうして自分はダメなんだ」「どうせ自分にはできない」

そう思ったことは、あるだろうか。

気づけばそれが、当たり前のように頭の中に浮かんでいる人も少なくないと思う。でも最初に伝えたいのは、その感覚は、あなたが弱いからでも、努力が足りないからでもないということだ。

日本の女性の自己肯定感が低いのは、日本社会に根強く残っている男女格差や社会規範が関係している。

(イメージ)
(イメージ)
この記事の画像(5枚)

世界経済フォーラム(WEF)が発表しているジェンダーギャップ指数において、日本は148カ国中118位(2025年)。依然としてG7(主要7カ国)で最下位であり、特に政治と経済分野での女性参画の遅れが、深刻な低順位の要因となっている。

この順位の低さは一時的なものではなく、長年にわたって続いている構造的な課題だ。

とはいえ、日常生活の中で、その差を強く意識する瞬間ばかりではないかもしれない。

出産後に痛感するジェンダーギャップ

実際に私自身も、ジェンダーギャップというものを、そこまで自分ごととして捉えられていなかった1人だ。

その事実を痛感したのは、出産を経験してからだった。