フィリピン当局は24日、南シナ海で活動していた沿岸警備隊などの船3隻が、中国海警局の船から少なくとも6回にわたり放水を受けたと発表しました。
フィリピン沿岸警備隊によりますと、南シナ海のスカボロー礁周辺で、中国海警局の船が、沿岸警備隊と漁業当局の船あわせて3隻に対し、少なくとも6回、相次いで放水しました。
この海域では23日も中国海警局の船がフィリピン船舶に放水していましたが、23日は船の手前への放水が中心だったのに対し、今回は船体に直接命中する映像が公開されています。
フィリピン側は、中国海警局の船が約7メートルまで接近する危険な航行を行ったほか、AIS=自動船舶識別装置の電源を切って航行していたと主張し、「違法で威圧的かつ攻撃的な行為だ」と強く非難しています。
一方、中国海警局は24日フィリピン側が多くの漁船などをスカボロー礁周辺に集め警告を無視して中国の領海に侵入したと反論し放水などの手段で排除したとしています。
また、海警局は、フィリピン側が南シナ海の複数の地域で意図的に挑発を繰り返しているなどと非難しました。
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