薄切りにした玉ねぎを大皿に広げて並べ、空気に触れさせておくだけで、アリシンが揮発して辛みが和らぎます。玉ねぎの上下に対して縦方向ではなく横方向に切ると、より断面から成分が揮発しやすくなりますよ。
私は新玉ねぎを生食するときには、まず味見してみて、辛みが少なければそのまま使い、辛みが強いときは空気にさらしています。ちなみに、アリシンは消化液の分泌を促して消化を高めてくれるほか、糖質のエネルギー代謝を助けるビタミンB1の吸収を促す働きもあるので、ビタミンB1を豊富に含む豚肉や大豆製品、糖質を含む炭水化物などと一緒に食べると、疲労回復に役立ちます。
選び方と、変色した部分の処理
新玉ねぎを選ぶ際は、カビがついておらず、色が白く、首が締まり、切り口から新芽が伸びておらず、持った時に重みを感じるもの、葉付きなら葉が緑でピンと勢いがよいものを選びます。
やわらか過ぎるものは内部が傷んでいる場合があるので避けましょう。切ってみて中の一部が茶色に変色しているときは、その部分を取り除けば食べられますが、生食は避けた方が安心だと思います。
私は加熱調理に使うとしても、変色した部分と触れていた前後の白い層までは処分するようにしています。もし広範囲に変色していたり、異臭がしたり、茶色い汁が出ているなら、それはもう腐敗のサインなので、食べるのはNGです。
新玉ねぎは傷みやすい!保存のコツ
新玉ねぎが通常の玉ねぎと違うのは、風味だけではなく、日持ちの長さ。水分量が多いため、傷みやすいのです。
保存するときは、生鮮野菜と同様にラップでぴったりと包むかポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室へ入れて、2~3日以内に食べきりましょう。たくさんあって使いきれないときは、使いやすい大きさに切り、食品用ジッパーバッグに入れて冷凍保存を。凍ったまま加熱調理できるので便利です。
