県立高校の再編計画を巡り、県教育委員会は、15日開かれた教育委員会会議で、県立高校18校を7校に再編・統合する方針を正式に決定しました。
県教委は、今年2月、県立高校の再編・統合に向けた実施計画の素案を公表し、県内の18校を7校に再編する方針を示していました。
15日開かれた教育委員会会議では、実施計画案について審議が行われました。
出席した委員からは、「今後も学校関係者や地域との議論を重ねながら進めてほしい」などの意見があがりました。
そして、採決の結果、2月の素案で示されていた、県立高校18校を7校に再編する方針が、全員賛成で決定されました。
【県教育委員会 篠田智志 教育長】
「これからの激しい変化がある社会を生き抜く力を育む多様な学び・体験ができる教育環境が整備できるように、地元自治体など関係の皆さんと連携・協働し魅力ある学校づくりに取り組んでいきたい」
一方、今回の決定に対し、学校再編計画に反対してきた「広島の公立高校を守る会」は、拙速な決定だとして、実施計画案の見直しを求めました。
【広島の公立高校を守る会 神部泰さん】
「はじめから統合ありきで進められたことに納得がいかない。このような県教委の姿勢に問題がある」
また、対象地域のひとつ・福山市の枝広直幹市長は「受け取った内容は、地域の思い、保護者の思いが一定程度、踏まえられているものではないかと期待したい。地域の思いを受けた教育を実行していただけるように見守っていきたい」とコメントしました。