新型コロナの後遺症に苦しむ長野県岡谷市の20歳の女性が諏訪市の県福祉大学校を訪れ、保育士を目指す同世代の学生たちと交流した。
「ドキドキしている」
長野県諏訪市の県福祉大学校。
山田幸奈さん:
「おはようございます」
車いすに乗っているのは岡谷市の山田幸奈さん(20)。
母・笑子さんたちと共に向かった先では、多くの学生や職員たちが温かな拍手で出迎えた。
開かれたのは、幸奈さんと学生たちの交流会。
山田幸奈さん:
「ドキドキしているけど、私の気持ちをしっかり伝えられたらいいな」
後遺症で当たり前の日常を失う
幸奈さんは、高校2年生だった2022年に新型コロナに感染。
その後、倦怠感がとれず体に力が入らない状態が続き、医師から「新型コロナ感染による後遺症」と診断された。
後遺症で当たり前の日常を失い、友人と関わる機会も減って「同世代と交流したい」との思いを募らせていた。
「保育士」を目指す学生と交流会
そこで、県福祉大学校が協力し、山田さんの夢でもある「保育士」を目指す学生との交流会を開くことに。
(幸奈さんから学生へメッセージ)
「園児や保護者以外でも、困っている人がいたら優しく声をかけてほしい。そっと寄り添える優しい人になってほしい」
♪「ともだちになるために」
学生たちからは、歌のプレゼントも。
1時間ほど交流を重ねた。
「治ったら、やりたいことを」
学生:
「保育士になりたいという方なので、その思いを引き継いで頑張っていければ」
幸奈さんにとっても有意義な時間となったようだ。
「新型コロナ後遺症」と診断・山田幸奈さん:
「久しぶりに交流できたことがうれしかったです。私が治ったら、目標ややりたいことをしていきたいと改めて思った。コロナ後遺症のことをもっと広めていきたい」
