福岡県北九州市の門司港レトロ地区にある旧JR九州本社ビルの活用をめぐり、市は18日、公募していた優先交渉権者が決まったと発表しました。
今後、市と売買契約を締結しホテルとして活用される見通しです。
旧JR九州本社ビルは門司港レトロ地区にあり、市によりますと1937年に三井物産門司支店として建設され、その後、国鉄門司鉄道管理局やJR九州北九州本社を経て、2005年に市が土地・建物ともに取得しました。
その後は本格的な活用がなされず、市は門司港レトロ地区の魅力を一層高めるため、特徴的な外観の保存などを条件に事業の公募を進めてきました。
審査の結果、応募した2つの事業体のうち、日鉄興和不動産など4社で構成する門司築興共同事業体が優先交渉権者に決まりました。
敷地面積は約1323平方メートル、建物は地上6階・地下1階で、ホテルとしての活用が主な提案内容となっているということです。
提案買受価格は約9300万円で、市は5月に基本協定を、9月に売買契約を結ぶ予定です。
武内和久市長は「門司港レトロのシンボルと言うべき歴史的建造物が、新たなホテルに生まれ変わることを心から歓迎します」とコメントしています。