私は香酸柑橘がたくさん入手できたら、自家製ポン酢を作ります。

香酸柑橘で作る自家製ポン酢はじゃばらにも応用可能(筆者撮影)
香酸柑橘で作る自家製ポン酢はじゃばらにも応用可能(筆者撮影)

みりん大さじ2を電子レンジで30秒ほど加熱し、粗熱が取れたら、香酸柑橘の果汁50mL、しょうゆ50mL、切り込みを入れた昆布5cm、かつお節5gとともに煮沸消毒したガラス瓶に入れ、冷蔵庫でひと晩。清潔なザルでこして昆布とかつお節を取り除き、ガラス瓶に戻して冷蔵します。冷蔵庫で寝かせておくと、まろやかな味わいになります。

また、果汁たっぷりの自家製の塩ポン酢も美味です。材料は、みりん大さじ2、香酸柑橘の果汁50mL、切り込みを入れた昆布3cm、かつお節3g。作り方は自家製ポン酢と同様に。いずれも冷蔵し、1カ月以内に使い切りましょう。また、市販のじゃばら100%果汁でも作れます。

皮もいただくマーマレードがおすすめ

果皮には果肉の約13倍ものナリルチンが含まれていますので、果皮を薄切りにして果汁とともに煮詰めて自家製マーマレードにするのがおすすめです。

じゃばらが手に入ったらぜひマーマレードに(筆者撮影)
じゃばらが手に入ったらぜひマーマレードに(筆者撮影)

パンやヨーグルトに添えたり、お湯を注いで「ホットじゃばレード」にしたり、炭酸水を加えて「じゃばらスカッシュ」にしたりして、様々な楽しみ方ができます。

ちなみに、花粉症のある方が特定の野菜・果物を食べるとアレルギー反応を起こす可能性があるそうです。スギ・ヒノキならトマト、シラカバならりんごや桃などバラ科の果物。ブタクサならメロンなどのウリ科の野菜・果物やバナナ。ヨモギならセロリやにんじんなどセリ科の野菜・ハーブとマンゴーなどがアレルギー反応を起こしやすいという報告があるそうです。くれぐれもご注意くださいね。

堀 基子(ほり・もとこ)
野菜ソムリエ上級プロ。1961年生まれ、東京都出身、沖縄県在住。ベジコラボokinawa代表。

堀基子
堀基子

野菜ソムリエ上級プロ。1961年生まれ、東京都出身、沖縄県在住。ベジコラボokinawa代表。
早稲田大学社会科学部卒業後、東京都内の広告制作会社に入社し、企画・制作を担当。のちにフリーランスとして独立し、食と医療分野を得意とするコピーライター、ライターとして活動。1999年、沖縄ならではの文化や自然に魅せられて家族とともに移住。2008年、野菜ソムリエ(初級)資格取得を皮切りに、食についての専門的な知識を学び、様々な資格を取得。2016年、年に一度、全国約6万人の野菜ソムリエが頂点を競い合う全国大会「野菜ソムリエアワード」にて銀賞を受賞。2019年、野菜ソムリエ上級プロ取得。
【資格】
野菜ソムリエ上級プロ(2019年取得)
J Veganist 特任理事(2020年に国内第2号として取得)
感染症対策マイスター(2021年取得)
冷凍生活アドバイザー(2020年取得)
受験フードマイスター(2017年取得)ほか