ミラノ・コルティナオリンピック、スノーボード女子ハーフパイプで、滋賀出身の16歳、清水さら選手が4位入賞を果たした。
その裏側では、同級生が熱い応援も。2度のけがを乗り越え、オリンピック本番でも果敢に高難度の技に挑戦した清水選手。清水さんの母も「尊敬する」と話したメンタルの強さを取材した。
初の五輪出場を前に清水選手は…
清水さら選手:高く飛ぶから、かっこいいって自分の中では思っているんで、めっちゃ高く飛びたいです。誰よりも高く飛びたいです。
■史上最年少でプロになった清水選手「オリンピックで金メダル」が目標に
両親の影響で、4歳からスノーボードを始めた清水選手。初めて体験した時から滑ることができたそうだ。
小学5年で全日本選手権を制覇し、史上最年少でプロになった清水選手の目標は「オリンピックで金メダルを取る」こと。
去年3月には初めて出場した世界選手権で準優勝。いち早く世界の舞台でブレイクしましたが、その後はけがとの闘いだった。

■去年5月と12月に鎖骨を骨折…けがを乗り越えて
去年5月と12月に2度、鎖骨を骨折。けがを乗り越えてスノーボードと向き合う清水選手を、一番近くで支えてきたのが母の里紗さんだ。
清水さら選手:毎日『けがしてない?大丈夫?』ってLINEが来ます。
母親の里紗さん:いっぱい注目の集まる中で滑りきるのは、精神的にもメンタルもしっかり強いんだなって。尊敬してます。
清水さら選手:初めて言われました。
清水選手の母が尊敬すると話した16歳の強いメンタルが発揮されたのが、オリンピックの予選だ。
第一走者で臨んだ1本目。2本しか飛べない予選で1本目をミス。もう後がない中での2本目。6本すべてのトリックをノーミスで決めた清水選手。予選2位で決勝に進んだ。
清水さら選手:絶対にこけられないし“絶対に立つ”という気持ちで挑みました。『できる』っていう気持ちで挑みました。

■「緊張せーへんタイプよな」清水選手が通う高校ではおよそ120人が応援に
そして迎えた、13日の決勝。日本でも清水選手を応援する人たちがいた。
清水選手が通う京都の平安女学院高校では、およそ120人が応援にかけつけた。
清水選手の同級生:あんま緊張しはらへんよな。緊張せーへんタイプよな。自分らしく頑張れ!
決勝は3本滑って一番高かった得点で争う。
清水選手が決勝で挑んだのが去年9月に初めて雪の上で成功させた大技、ダブルコーク1080。世界で数人しか出来ない高難度の技でメダルを狙う。
大技に挑みますが、失敗。最終3本目の滑走で、ダブルコーク1080も決めましたが、メダルにはあと1点届かなかった。
優勝したのは韓国の17歳のチェ・ガオン選手。そして日本は小野光希選手が銅メダルに輝きました。
清水選手の同級生は…
清水選手の中学の同級生:最後に決めてくれると思ったからうれしかった。タピオカ飲みに行こうね!

■「最後に決めてくれると思った。タピオカ飲みに行こうね」清水選手の同級生
清水選手は試合直後初めての舞台をこう振り返った。
清水さら選手:1本目2本目こけて、3本目もう絶対こけられないって気持ちで、自分のランを決められたのは良かったんですけど、着地のところがあんまりうまくクリアにはできていなかったので、もうちょっときれいに決められたと思うので、そこがすごく悔しいです。
1本目2本目こけた時に、お母さんから『絶対できるから自信持ってね』っていうLINEきてて、それもすごい力になりました。
また、この悔しさをバネに、これからももっと頑張って上目指したいと思います。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年2月13日放送)

