勝山市では11日、能面の表情で今年1年の五穀豊穣を占う伝統行事「滝波のお面さん祭り」が行われました。さて、今年の表情は―
   
勝山市滝波町に伝わる「滝波のお面さん祭り」は、今から450年ほど前の戦国時代に平泉寺が一向一揆で焼き討ちされた際、寺にあった能面が川に流され、それを拾った村人にまつられたのが始まりとされています。
   
年に一度のご開帳となった11日、御簾の奥から静かに顔をのぞかせた3つの能面。地元の人たちが代わる代わる面の表情をじっくりと眺めました。
  
3つの面が笑っているように見えると、その年は豊作になると伝えられています。
 
住民たちは―
「いい顔していました。毎年のように」
「ちょっと怖い顔をしてた面もあったけど、にっこり笑っていた面もあったから嬉しくなりました」
「ちょっとかわいかった。(願い事は)家族がみんな幸せになりますように」
 
滝波町自治会の藤澤修区長は「今回で397回と400回目前。お面さんのおかげで区民の結束力や交流があり、皆さんが集まって楽しくできているので、それが一番いいと思っています。末永く続けていきたい」と話していました。
 
住民らは能面を拝みながら、五穀豊穣や無病息災を願っていました。

福井テレビ
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