鯖江市で11日、市民が“まちの主役”となって語り合う会議が開かれ、改修が予定されている嚮陽会館の活用方法について意見を交わしました。
会議は、活用方法を話し合うテーマになっている鯖江市の嚮陽会館で行われました。その名も株主ならぬ「サバヌシ会議」。
鯖江市では「市民主役条例」を通じて、市民が主役となるまちづくりを推進していて、この会議もまさに株主のように鯖江の課題や将来像について意見を出し合ってほしいという狙いがあります。
テーマとなった嚮陽会館はこれまで、展覧会や研修会などに利用されてきましたが、老朽化に伴い約36億円をかけて複合施設に改修されることが決まっています。
福山千奈アナウンサー:
「今回のリニューアルでは、ギャラリースペースが子供の遊び場に、竹林がある中庭はすべて屋内化し、屋上までつながるスロープを付けるなど、大規模な改修が予定されています」
会議には約40人の「サバヌシ」が参加。担当の職員が将来的な財政負担の軽減のため、改修で市内にあるいくつかの公共施設の機能を嚮陽会館に集約すると説明した後、グループに分かれた「サバヌシ」が施設の活用方法について意見を交わしました。
意見交換では▼自習スペースとして活用したい▼屋上でピクニックがしたい▼貸し切りの予約システムが欲しい、など様々な意見が寄せられました
市の担当者は「嚮陽会館は鯖江市の中心市街地にあり、西山公園にも隣接している。子供から大人まで多くの方に活用してもらいたい」と話していました。
市は会議の意見をまとめ、今後の施設の活用に生かすとしています。
嚮陽会館は2028年秋頃の開館を目指しています。