児童虐待のうち、「AHT」といわれる頭部外傷に関する重大事案について、真相解明につなげるため警察と病院が協定を結びました。
県警によりますと、児童虐待の「AHT」事案は、激しい揺さぶりなど力を加えられたことで頭蓋骨内などに外傷を生じさせ、死亡や後遺障害につながる児童虐待の中でも特に重大な事案のことです。
県警はこれまでAHT事案を認知した際、捜査員が面識のある医師に個別に連絡し協力を依頼していました。
協定を結んだことで、今年4月からは事案を病院に共有すると小児科や脳神経外科など様々な分野の医師の見解をいち早く得られるようになるということです。
【広島県警・若林栄児刑事部長】
「児童虐待事案の真相解明と被害の拡大防止及び未然防止を期待する」
【広島大学病院・安達伸生病院長】
「虐待を受けている子どもの見過ごしを防ぎ、命を守ることにつながるよう期待しております」
児童虐待をめぐる警察と病院の連携協定は、福岡県警に次いで全国で2例目です。