日本人選手のメダルラッシュが続くミラノ・コルティナオリンピック。
しかし、獲得後すぐにメダルが破損し、大喜びできない事態が相次いでいました。

念願の銅メダルを獲得し歓喜する、バイアスロン混合リレーのドイツチーム。
祝賀会で踊って喜んでいたユストゥス・シュトレーロー選手は銅メダルを首からさげていましたが、突然、メダルが床に落下。

シュトレーロー選手はさっきまでの笑顔から一変、破損したメダルを必死に直そうとしています。

メダルは床に落ちた衝撃でひびが入ってしまったといいます。

今、選手に授与されたメダルが破損するトラブルが相次いでいるのです。

スキー・アルペン女子滑降のアメリカ代表として金メダルを獲得したブリージー・ジョンソン選手。
首には黄金に輝く金メダルがかかっていました。

しかし競技後、会見場に現れたジョンソン選手が首からぶら下げていたのは、メダルが外れたリボンでした。

隣に座る銀メダルの選手に「メダルをつけて絶対に跳ばないでね!」とアドバイスをしたのです。

すると取り出したのは壊れた金メダル。
隣の選手は驚きの表情。

スキー アルペン女子滑降金メダル・アメリカ代表 ブリージー・ジョンソン選手:
これがメダルです、そしてリボン…。メダルとリボンをつなぐ部品がバラバラになったわ。テンション上がって跳んだら壊れたのよ。

また、フィギュアスケート団体で日本と激闘を繰り広げ金メダルを獲得したアメリカのアリサ・リウ選手も、自身のインスタグラムで「私のメダルにリボンは必要ない」と皮肉交じりにメダルの破損を報告しました。

IOC(国際オリンピック委員会)は今回のメダル破損について、「メダルはアスリートにとって最も重要な事項の1つだ」として、調査を始めたことを明らかにしました。

一方、日本が銀メダルを獲得したフィギュアスケート団体の表彰台の上でもトラブルは起きていました。

表彰台から下りてすぐ、驚いたような表情を浮かべる鍵山選手。
その直後、スケート靴の刃を気にしていたのです。

日本スケート連盟によると、表彰台の上面がブレードを保護する形になっておらず、ざらざらとしたアスファルトのような状態だったため、スケート靴のブレードが刃こぼれしたということです。

これを受けて、日本連盟は国際連盟に報告したうえで、JOC(日本オリンピック委員会)を通じて大会組織委員会に抗議しました。