全国でも珍しいという新食感のトマトが福岡で旬を迎えています。
福岡県糸島市にある直売所「伊都菜彩」。
旬のフルーツや朝に収穫したばかりの新鮮な野菜などがそろう中で並んでいたのが…。
「プチぷよ」という、ちょっとかわいらしい名前のトマトです。
1箱2500円とお手頃とは言えない価格ですが…
開店からわずか5分、さっそく購入した人がいました。
◆購入者
「もうずっとこれを(買っている)。皮がとても柔らかいのですごくおすすめ。やみつきです」
やみつきになるトマトとは一体どんなものなのか。
糸島市内の生産者を訪ねました。
◆かわぞえ農園 川添康裕さん
「こちらが『プチぷよ』という品種で、ミニトマトになる」
鈴なりに実った「プチぷよ」。
まるで宝石のように光沢があり、シャインマスカットのような色のトマトも。
◆かわぞえ農園 川添康裕さん
「全国的にも少ないのではないかと思う。けっこう珍しい品種」
全国的にも希少だという「プチぷよ」を試食させていただくと…。
◆記者リポート
「いただきます。柔らかいめちゃくちゃ弾けます」
◆かわぞえ農園 川添康裕さん
「そうですね。皮も薄いので」
◆記者リポート
「トマトの独特の酸味が少ないというか、フルーツみたいな感覚があります。おいしい。皮が全く残らない」
最大の特徴は名前の通り、ぷよぷよとした弾力で、皮が極めて薄くその食感は「赤ちゃんのほっぺ」とも称されるほど。
そして糖度10度以上という甘みも特徴です。
さらに「プチぷよ」は「ザ・リッツ・カールトン福岡」でも提供されていて、その味わいはお墨付きです。
一方で、栽培にはこんな苦労も…。
◆かわぞえ農園 川添康裕さん
「皮がものすごく薄いので輸送に向かない。あとは手間がものすごくかかる」
“超薄皮”のため、水分の調整など管理が難しいといいます。
さらに…。
◆かわぞえ農園 川添康裕さん
「土の代わりにヤシのチップみたいなのをこの袋に入れて、この中でしか根が張らないので」
甘みを最大限引き出すため、こうした特殊な栽培方法を採用していて、収穫量は通常のトマトの5分の1にとどまるといいます。
◆かわぞえ農園 川添康裕さん
「(プチぷよは)うちの強みの一つでもある。『本当においしい』『感動した』という声をもらうときはうれしい。1年で1番甘みも強くなるし、おいしい時期になってくる。トマト、プチぷよも含めて食べてほしい」
旬を迎えた新感覚トマト「プチぷよ」を皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか。