福岡市で10日、高校生を対象にした職業体験イベントが開かれました。

企業が「高卒人材」に熱い視線で送る理由を探りました。

10日午後、福岡市博多区で開かれた「おしごとフェア」。

職業体験を通して将来の選択肢を広げてもらおうと、高卒の人材を求める23の企業が集まりました。

全国展開するスーパーマーケットのブースで行われていたのは、商品の重さを均等に袋詰めする体験です。

◆就職を考えている高校生
「難しかったです。陳列とか楽しそうだなと思います」

高卒人材のニーズは人手不足を背景に年々高まっていて、去年の春に就職した高校生の求人倍率は過去最高の4.1倍と「超売り手市場」となっています。

出展した企業の約半数を占めたのが建設関連の企業です。

そのうちの1つでは高校生たちが左官の仕事を体験しました。

◆就職を考えている高校生
「やってみたらけっこう楽しかったです。就職候補に入るくらい楽しかったです」

高卒人材を求める最大の理由は慢性化する若手の人手不足だといいます。

◆上慶 田尻祥平 副社長
「まずは知っていただきたいというその一点です。会社として考えれば、まずは年配が多い中で、少しでも早く若い後継者を育てていきたいというところが一番」

主催者によりますと新年度が始まる前の2月にこうしたイベントを開催するのは初めてで、今後、高卒人材の需要はさらに高まる見通しだということです。

◆ジンジブ キャリア教育開発部 山越悠聖さん
「人手不足や会社の高齢化というところでは高卒人材に目を付けている企業も増えてきているので、これからも求人数としては増えていくのではないかと考えている。これからいろんな企業と接する機会も増えてくると思うので、ぜひこのチャンスを生かしてほしい」

若い人材を早期に採用し育成する。

高卒人材に熱い視線が注がれています。

テレビ西日本
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