福島県の裏磐梯に広がる桧原湖(ひばらこ)。磐梯山の噴火によって生まれたこの湖は、四季折々に美しい表情を見せる自然の宝庫だ。春から秋にかけてはカヌーやSUP体験などのアクティビティが楽しめ、湖上からの絶景を眺める遊覧船も人気を集めている。そして冬の桧原湖で体験できる特別なアクティビティが、ワカサギ釣りだ。

初心者でも楽しめるワカサギ釣り

桧原湖の湖畔にある「ゴールドハウス目黒」では、釣り具のレンタルが可能で、初心者でも気軽にワカサギ釣りを楽しむことができる。
ゴールドハウス目黒の目黒静香さんは、「桧原湖は水がすごくきれいなので、おいしいワカサギが釣れる。全然骨っぽくもなく、天ぷらにしたときに小さい子も食べられる」と湖の恵みを語る。

檜原湖(福島県北塩原村) 磐梯山の噴火によって生まれた湖
檜原湖(福島県北塩原村) 磐梯山の噴火によって生まれた湖
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専用のボートに乗り込み、湖上に浮かぶワカサギ釣りのハウスへ向かう。ハウス内は暖房完備で、冬の寒さを感じることなく快適に釣りが楽しめる空間となっている。

ハウス内は暖房完備
ハウス内は暖房完備

初心者にはインストラクターが丁寧に釣り方をレクチャーしてくれる。「竿を3回振って1回休む」「穂先を見て当たりがあったらひっかけるつもりで上げる」など、コツを教わりながら釣りを楽しめる。釣りのポイントはタイミングと忍耐力だ。

アドバイスを受けまずは1匹
アドバイスを受けまずは1匹

釣ったワカサギは、ゴールドハウス目黒のレストランで調理してもらうことができる。新鮮なワカサギをその場で天ぷらにしてもらえる贅沢な体験だ。

山の恵み 会津山塩

サクッと揚がったワカサギの天ぷらに絶妙に合うのが「会津山塩」だ。大塩裏磐梯温泉の温泉水を煮詰めて作るこの塩は、平安時代から生産が始まったという古い歴史を持つ。

アツアツのワカサギ天ぷらに合わせたいのが会津山塩
アツアツのワカサギ天ぷらに合わせたいのが会津山塩

源泉は太古の海水が地下水に溶け出したもので、海水よりもミネラルが豊富とされる。薪窯でじっくりと煮詰め、塩の結晶を丁寧にすくい取った後、自然乾燥させ、手作業で不純物を取り除く昔ながらの製塩方法を今に伝える貴重な存在だ。

昔ながらの製法で作られる会津山塩
昔ながらの製法で作られる会津山塩

この山塩づくりは塩の専売制度の影響で一度は途絶えてしまったが、約20年前に地域の有志によって復活した。会津山塩企業組合の栗城光宏代表は「再発足して20年になる。地元に必要だって言ってもらえるような塩を作っていけたら」と語る。

会津山塩 ワカサギの天ぷらと相性ピッタリ
会津山塩 ワカサギの天ぷらと相性ピッタリ

会津山塩の特徴は、口当たりのまろやかさだ。海水と違ってしょっぱすぎず、バランスの取れた味わいが、ワカサギの天ぷらのおいしさを引き立てる。

1月下旬から3月上旬は氷上釣りも
1月下旬から3月上旬は氷上釣りも

ワカサギ釣りの解禁は11月1日から翌年3月頃まで。ただし、湖が結氷する12月下旬〜1月中旬頃(例年)は釣りができない期間がある。1月下旬から3月上旬は氷上釣りが可能となる。
おいしく、楽しい組み合わせを、ぜひ堪能してみてはいかがだろうか。

(福島テレビ)

福島テレビ
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