台湾・台北市で発生した無差別襲撃事件から26日で1週間です。
現場では追悼のボードが設置され、市民の献花が続いています。

この事件は12月19日、台北市中心部の地下鉄の駅などで男が発煙弾を投げ刃物で買い物客らを次々に切りつけたもので、4人が死亡し11人が重軽傷を負いました。

犯行を阻止しようとした男性1人が亡くなった現場では追悼のメッセージボードが設置され、事件から1週間を迎えたきょうも多くの花が届けられています。

市民らは「被害者は自分を犠牲に他人を助けた。とても勇敢だったと思う」、「(政府が)早急に新たな対策を打ち出し、国民のこうした事件への対応力が高まることを希望する」と話す。

一方、死亡した容疑者の男は事件当時無職で、1年半以上前から犯行に必要な防毒マスクや発煙弾などの購入を進めていたことが分かっています。

これらの物品は比較的高価だったことから、警察は資金の調達方法や詳しい動機などについて捜査を続けています。

フジテレビ
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国際取材部
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