5年連続で全国高校バレーボール選手権大会(春高バレー)への出場を決めた工大福井。「このチームをセンターコートに立たせたい」と語る監督と、選手たちの思いを聞いた。
圧倒的な強さで県代表に
11月に行われた県代表決定戦で圧倒的な力を見せた工大福井。彼女たちが追求しているのは「全員で相手よりも拾うバレー」だ。ボールをつなぎ強力なスパイカーが決める戦術を徹底している。

チームの攻撃を引っ張るのが、3年生の木村希葉選手。昨年からエースとしてチームをけん引し、鈴木定監督も「ブロックもいい。1枚でのブロックがしっかりしているし、スパイクも2枚で来ようが決めてくれる」と信頼が厚い。「春高という舞台で実力を出してほしい」と期待を寄せる。
木村選手は「力任せに打つだけでなく、ブロックアウトやフェイントなど考えたプレーをしたい。しっかり1戦1戦戦って自分たちの調子も上げながら進みたい」と話した。
攻撃の要となるのが、セッターでキャプテンの白鳥沙和選手だ。「試合中、スパイカーの調子を上げられるよう、練習の時から仲間のプレーや表情を見ることを意識している」という。
「自分の調子が悪い時こそ、表情を暗くするのではなく、いつもより明るい表情でいるようにしています」とチームの雰囲気づくりにも気を配る。
憧れのセンターコートへ
工大福井は順調に勝ち進めば、センターコート行きを決める準々決勝で大阪の強豪・金蘭会と対戦する。
「このチームをセンターコートに立たせたい。春高のセンターコートは、立ったも者にしか分からない」と鈴木監督。選手たちの目標もそこにある。
白鳥キャプテンは「最後の試合になるので、1戦1戦楽しんで自分たちのプレーをしっかり発揮できるように頑張りたい」と決意を語った。

初戦は来年1月5日、群馬県の高崎女子高校と対戦する。5年連続の春高出場となる工大福井が、悲願のセンターコートを目指す。
