確定申告書を記入する前に「収入」と「所得」の違いをきちんと把握しておくことが大切です。

「所得」は、収入金額から控除額や、その収入を得るためにかかった必要経費を引いた金額のことで、つまり実収入のことです。所得税は、この「所得」にかかります。

『知らないと損をする!年金生活者 定年退職者のためのかんたん確定申告』(扶桑社)から抜粋
『知らないと損をする!年金生活者 定年退職者のためのかんたん確定申告』(扶桑社)から抜粋

所得は「給与所得」「退職所得」「雑所得」「一時所得」「譲渡所得」「不動産所得」「事業所得」「配当所得」「利子所得」「山林所得」の10種類に分類され、それぞれ違う計算方法で税額を算出します。

そのため、申告書には所得の種類ごとに金額を分けて記入していきます。

また、株の売買や自宅の売却などで赤字が出た場合は、その赤字を他の所得から引くことができる「損益通算」という制度もあります。

『知らないと損をする!年金生活者 定年退職者のためのかんたん確定申告』(扶桑社)

磯浩之
税理士。2010年に磯浩之税理士事務所を設立。中小事業者の申告・相談をメインに事業を展開している

西山のりこ
税理士・行政書士。2008年にアクシアビジックスLLC(現アクシア総合コンサルティング合同会社)CEOに就任。税理士法人菊之井会計事務所の東京事務所所長も務める

磯浩之
磯浩之

税理士。1979年生まれ。2010年に磯浩之税理士事務所を設立。中小事業者の申告・相談をメインに事業を展開。事務所の経営体制を合理化することで低価格化を実現。従来の税理士のイメージを変えるべく、サービスの見える化、迅速なレスポンス、徹底的な合理化に努めている。

西山のりこ
西山のりこ

アクシア総合コンサルティング合同会社)CEOに就任。税理士法人菊之井会計事務所の東京事務所所長も務める。各種セミナー活動、経営・会計・財務に関するコンサルタント業務、独立起業支援事業を展開している。