確定申告書を記入する前に「収入」と「所得」の違いをきちんと把握しておくことが大切です。
「所得」は、収入金額から控除額や、その収入を得るためにかかった必要経費を引いた金額のことで、つまり実収入のことです。所得税は、この「所得」にかかります。
所得は「給与所得」「退職所得」「雑所得」「一時所得」「譲渡所得」「不動産所得」「事業所得」「配当所得」「利子所得」「山林所得」の10種類に分類され、それぞれ違う計算方法で税額を算出します。
そのため、申告書には所得の種類ごとに金額を分けて記入していきます。
また、株の売買や自宅の売却などで赤字が出た場合は、その赤字を他の所得から引くことができる「損益通算」という制度もあります。
磯浩之
税理士。2010年に磯浩之税理士事務所を設立。中小事業者の申告・相談をメインに事業を展開している
西山のりこ
税理士・行政書士。2008年にアクシアビジックスLLC(現アクシア総合コンサルティング合同会社)CEOに就任。税理士法人菊之井会計事務所の東京事務所所長も務める
