12月2日から従来の健康保険証が廃止され「マイナ保険証」の使用が基本となりました。マイナンバーカードを持っていなかったり、持っていても保険証の利用登録をしていない場合は、加入している保険組合などから届く「資格確認書」を使用することになります。


坂井市役所では、ここ数日はマイナ保険証に関する電話や窓口での問い合わせが増えているということです。
  
市民生活課の三田村主事は「マイナ保険証を登録したいが暗証番号が切れていたという人や、(電子証明書の)有効期限が切れていた、という問い合わせが多い」とします。
  
保険証の切り替えをめぐっては、自営業者らが加入する国民健康保険や後期高齢者医
療保険の保険証の有効期限は、ひと足早く7月31日に終了していて、市民の多くの元には7月には「資格確認書」が届いています。
   
保険年金課の吉村主査は「保険証の有効期限の問い合わせが多いが、資格確認書を既に持っている人が多いので、それも使えると伝えると安心して帰られる」とします。

坂井市役所の窓口では2日に混雑はありませんでしたが、健康保険証の利用登録やマイナンバーカードの作成に来る人の姿もありました。
   
手続きに来た人は―
「今までは面倒臭くさかったが、これからは大丈夫。(手続きは)思ったよりも楽だった」
「3月までは大丈夫といわれていたが、早く行かなければと思って」
「(カードを)なくさないように、暗証番号を忘れないように、それだけです」
   
自分のマイナンバーカードが保険証の利用登録をしているかどうかは、医療機関や薬局、スマホアプリ「マイナポータル」で確認することが出来ます。

福井テレビ
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