神崎さんが勧めるのは、ダウン全体が入る大きさの衣装ケースを使う方法。

「大きさがちょうどよく、透明のタイプなら汚れの落ち具合も確認しやすいです」

透明な衣装ケースがお勧め(特集班撮影)
透明な衣装ケースがお勧め(特集班撮影)

まずは衣装ケースに、ダウン全体が浸かるくらいのぬるま湯を入れる。

「その際にどれくらいの量を入れたかを確認することが重要です」

次におしゃれ着用洗剤を入れる。パッケージを確認して、水の量に応じた量を入れてほしい。

「洗剤を入れたら、各所から泡が出るまでしっかり混ぜ合わせることがポイントです」

各所から泡立つまで混ぜる(特集班撮影)
各所から泡立つまで混ぜる(特集班撮影)

洗剤を混ぜ終わったら、ダウンを底に沈める→持ち上げるという動作を繰り返す。

「20回〜30回ほど繰り返したら30分くらい漬け置き、また沈める→持ち上げる動作を同じ回数繰り返せば“洗い”の工程は完了です」

持ち上げる→沈めるという動作を繰り返す(特集班撮影)
持ち上げる→沈めるという動作を繰り返す(特集班撮影)

ここからは“すすぎ”の工程。汚れたぬるま湯を捨て、再度ダウン全体が浸かるくらいの新しいぬるま湯を入れ直してほしい。

「またダウンを沈める→持ち上げるという動作を20回〜30回繰り返してください。終わったらぬるま湯を捨てて、また新たに入れ直し、同じように沈める→持ち上げるを20回〜30回繰り返しましょう。泡が見えなくなれば“すすぎ”は終わりです」

衣装ケースの底に押し付けて“脱水”

そして“脱水”。衣装ケースにダウンを押し付けるようにしてしっかり水を切る。ぽたぽた水が滴り落ちなくなるまで続けたら、タオルで挟んでさらに水気を切るか、洗濯機を使って1分ほど脱水すればOKだ。

衣装ケースの底に押し付けるように水を切る(特集班撮影)
衣装ケースの底に押し付けるように水を切る(特集班撮影)

最後は“干す”工程。“だま”になっている部分がないか手で確認した後、タオルの上に平置きするかハンガーに掛けて干せば洗濯完了となる。

「洗濯機の時と同じように直射日光を避けつつ、できるだけ暖かい場所で干してください」

乾燥機を使うとより“ふっくら”

ちなみに、よりふっくらと仕上げたい場合は自然乾燥よりも乾燥機を使うのがお勧めだ。

「ダウンと一緒にドライヤーボールや、絞ったタオルを4〜5個入れて乾燥機にかけると羽毛のほぐし効果が増してふっくら感が蘇ります」

ダウンは冬の必需品。着る頻度に応じた洗濯を心がけて、寒い日々を快適に過ごしたい。

神崎健輔さん
神崎健輔さん

神崎健輔(かんざき・けんすけ)
28歳で脱サラ後、現在は実家の老舗クリーニング店「白洋社」部長、IT企業の株式会社「クラスタス」CTO、全国どこからでも受注が可能な宅配ネットクリーニングサービス「Nexcy」を開発しCTOを務める。「クリーニング師」の国家資格を持ち、「洗濯ハカセ」として家庭でもできる洗濯・シミ抜き術を発信する洗濯のプロフェッショナル。

プライムオンライン特集班
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