皮がかなり黒くなったバナナでも、傷んでいないと判断したら、そのままポリ袋に入れ、袋の上から軽く手でもみほぐして冷凍し、バナナ100%アイスにします。

お好みで生クリームやレモン果汁をちょっと加えても美味です。また、フォークで粗くつぶして、パンケーキの生地に加えてしまうのもオススメです。

柿の食べごろを逃して、うっかり柔らかくしてしまったら、フローズンヨーグルトを作り、凍らせた柿の果肉と盛り合わせます。ヨーグルトの酸味と柿の甘味がよく合って、上品なスイーツに仕上がります。柿は柔らかいのが好きだという方もいますが、私は硬い方が好きなので、柔らかい柿はこんな風に楽しみます。

ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む果物は、生活習慣病の予防効果が期待できることから、1日200gの摂取が目標とされています。毎日のおやつや食後のデザートに、ヘルシーでおいしい旬のフルーツをぜひどうぞ!

柿&フローズンヨーグルトの作り方

【柿&フローズンヨーグルト】

柿&フローズンヨーグルト
柿&フローズンヨーグルト

■材料(2人分)

柔らかくなってしまった柿1個
プレーンヨーグルト200g
はちみつ大さじ2(お好みの甘さでOK)

■作り方

(1)小さめのボウルにザルを重ね、水に強いキッチンペーパーを広げ、プレーンヨーグルトをのせて、冷蔵庫で3~4時間ほど水切りします。

(2)はちみつを(1)に加えて混ぜ、スプーンでやさしく果肉をすくった柿も混ぜます。

(3)食品用ポリ袋に(2)を入れ、空気を抜いて密封し、冷凍庫で凍らせます。凍ったら袋ごと手でもむように混ぜる作業を2~3回くり返し、なめらかに仕上げます。

堀 基子(ほり・もとこ)
野菜ソムリエ上級プロ。1961年生まれ、東京都出身、沖縄県在住。ベジコラボokinawa代表。

堀基子
堀基子

野菜ソムリエ上級プロ。1961年生まれ、東京都出身、沖縄県在住。ベジコラボokinawa代表。
早稲田大学社会科学部卒業後、東京都内の広告制作会社に入社し、企画・制作を担当。のちにフリーランスとして独立し、食と医療分野を得意とするコピーライター、ライターとして活動。1999年、沖縄ならではの文化や自然に魅せられて家族とともに移住。2008年、野菜ソムリエ(初級)資格取得を皮切りに、食についての専門的な知識を学び、様々な資格を取得。2016年、年に一度、全国約6万人の野菜ソムリエが頂点を競い合う全国大会「野菜ソムリエアワード」にて銀賞を受賞。2019年、野菜ソムリエ上級プロ取得。
【資格】
野菜ソムリエ上級プロ(2019年取得)
J Veganist 特任理事(2020年に国内第2号として取得)
感染症対策マイスター(2021年取得)
冷凍生活アドバイザー(2020年取得)
受験フードマイスター(2017年取得)ほか