愛知・豊橋市の交差点で、信号無視の車が直進車と衝突する事故がカメラに捉えられた。直進車ははずみで道路脇の看板に衝突…横転して停止した。
現場は地元で「魔の交差点」と呼ばれる場所で、過去にも同様の事故が起きているという。現場にいた撮影者は救助に駆け付け、当時の衝撃を語っている。
“魔の交差点”で車が横転
愛知・豊橋市の交差点で23日に撮影されたのは、車同士が出会い頭に衝突し、ぶつけられた車がはじき飛ばされ横転する瞬間だった。
遭遇した撮影者は、「またか!っていう…“魔の交差点”という人もいる」と語る。地元の人たちが“魔の交差点”と呼ぶ場所で事故が起きていた。いったい何があったのか。
当初、1台の乗用車が信号無視で交差点に進入し、青信号で直進する車に衝突した。ぶつけられた車はそのはずみで道路脇の看板に激突し、横転して停止した。
撮影者は、「バーン!って感じ。音に反応して外を見たとき、車が宙を舞っている状態」と話し、事故の衝撃の大きさを振り返っている。
交差点の角にある接骨院で働いていた撮影者はすぐさま119番通報し、仕事を中断して現場に駆けつけた。
横転した車に駆け寄ると、車内で座り込む50代の女性ドライバーの姿があった。「大丈夫ですか?」と声をかけると、しっかりと反応があったという。
撮影者は後部ドアを開けて女性を救出し、その後、現場には救急隊が駆けつけていた。
“魔の交差点”で相次ぐ悲劇
一方、信号無視をした車は近くで停車していた。運転席にいた女性は動揺した様子だったという。
撮影者は、「これは(事故は)しょっちゅうなので、細かい事故であれば、数ヶ月に一度は必ず。“魔の交差点”という人もいる」と話している。
実は2024年8月にも、この“魔の交差点”で郵便配達のバイクが、信号無視の車に衝突する事故が起きていた。今回も信号無視による出会い頭の事故が発生した形だ。
ぶつけられた車のドライバーはその後、家族が運転する別の車に乗り、現場を後にしたという。
(「イット!」 10月27日放送より)
