その際、箱の底と側面に通気のための穴を開け、箱の底に新聞紙を敷いてみかんを並べ、さらにその上に新聞紙を敷いて2段目を並べます。
3段目まで入れると重さで下のみかんがつぶれてしまうので、並べるのは2段目までに。その後は3~4日ごとに傷んでいないかチェックし、上段と下段を入れ替え、柔らかくなったものから早めに食べましょう。ちなみに、酸味の強いみかんは、冷蔵庫で保存すると、酸味が抜けて甘みが引き立つようになります。
バナナを最後までおいしく食べ切る
バナナは1房がほぼ同時に熟して食べごろがやってくるので、毎日1本ずつ食べていると、最後に残るのは柔らかくなったものばかりになってしまうことも。
そこで、バナナが食べごろになったら、ぜひ冷凍保存してみてください。
皮をむいたバナナを広げたラップの上にのせ、5ミリ厚に切り込みを入れ、そのままラップで包み、ポリ袋などに並べて入れて冷凍します。大きいバナナなら1本を半分に分けると保存しやすくなります。ヨーグルトやスムージーなら凍ったままでOKですし、半解凍で食べても美味です。
食べられるかどうかの見極め方
さて、果物の食べごろを逃してしまったときは、どうしましょうか。
まずは傷んでいないかどうか、しっかり五感でチェックします。
果物が腐敗すると、果肉が変色したり、グズグズに柔らかくなったり、皮が割れて溶けた中身が漏れ出てきたり、ツンとした酸っぱい臭いやアルコールに似た臭いがしたり、果皮にカビが生えたりします。
こうした状態まではいかず、まだちょっと柔らかい程度で、フルーツ特有のいい匂いがしていて、カビなども生えていなければ、私なら食べてしまいます。
ただし、ちょっと味見してみて、ピリッとした感じや酸っぱさ、カビ臭さやツンとした臭いを感じたら、いさぎよく諦めます。
柿やバナナはスイーツに
なんとかセーフだなと思ったときは、捨てずに簡単なスイーツに変身させることもあります。
