15日に秋田県鹿角市の国道で発生した交通事故で、普通乗用車にはねられ意識不明の重体となっていた82歳の女性が、16日午後、搬送先の病院で死亡しました。
この事故は、15日午前10時半ごろ、鹿角市十和田毛馬内の国道282号線を横断していた82歳の女性が、右から走ってきた普通乗用車にはねられたものです。
女性は頭などを強く打ち、意識不明の状態で岩手県の病院に搬送されましたが、事故から約28時間後の16日午後2時半過ぎに亡くなりました。
普通乗用車を運転していた80歳の女性にけがはありませんでした。
県警によりますと、県内では2025年、交通事故で24人が亡くなり、このうちの半数にあたる12人が65歳以上の高齢者です。
警察は、日没の時間が早まっていることから、交通事故に注意するよう呼びかけています。