自民党の高市総裁は、17日午後、連立政権を見据え行っていた日本維新の会の藤田共同代表との2度目の政策協議を終えました。最新情報を国会内から中継です。
(福田真子記者)
およそ1時間におよぶ協議が終わり、高市総裁は周辺に「大きく前進した」と話しました。
高市総裁と藤田共同代表の2回目の協議は、午後3時過ぎから行われ、協議は再び継続となりました。
終了後、藤田共同代表が取材に応じ、「結論としては、今回の協議について、大きく前進したものというふうに、両者で受け止めております。ここからですね」「最終の調整、詰めを行っていく」と、高市総裁が周囲に語っていたのと同じく「大きく前進した」と強調しました。
協議では、維新の吉村代表が「議員定数の削減」を連立政権参加の絶対条件と掲げていることから、この定数削減を自民党が受け入れるかどうかが最大の焦点となっています。
藤田共同代表はこの定数削減も含め、「まだいくつか整理しないといけないことがある。まだ合意を確約できるところまでは来ていない」と話しました。
一方、「野党3党との協議はこれ以上は行わない」とも明言し、自民党との連立協議に専念する考えを示しました。
一方、党首会談に同席していた、自民党の小林政調会長も取材に応じ、「合意に至っていないが、残されたところを限られた日数でしっかり詰め切っていきたい」としています。
Q 総理大臣の指名選挙は来週21日の火曜日に決まりましたが、これに間に合うのでしょうか。
(福田真子記者)
はい。先ほど自民党の小林政調会長は取材の中で「国会の召集日までに間に合うようにしたい」と強調していました。
高市総裁の周辺は、「土日も水面下で協議を行う可能性がある」と話していて、自民党と維新の執行部が断続的に協議をする予定です。
維新側は週明け20日の月曜日までに決断したいとしていますから、月曜には連立か、合意か、結論が出るものと見られます。