国内の金の価格が連日の最高値を更新し、初めて2万3000円を突破しました。
国内価格の指標となる田中貴金属工業の店頭小売価格は17日午前9時半時点で、1グラムあたり2万3254円となり、初めて2万3000円台をつけました。
米中の貿易摩擦への懸念や、アメリカの政府機関の一部閉鎖が長引くなど、安全資産としての金の需要が高まっていて、価格高騰が続いています。
田中貴金属は50g以下の小型の『金地金』商品について、「想定を上回って需要が高まったため」として、一時販売を停止していますが、11月下旬からの販売再開を目指すことにしています。