仙台市青葉区の旅行会社が企画した、子供向け国際交流イベントの返金トラブルをめぐる問題で、弁済申し込み件数が、全国から1544件総額5100万円に上ることが分かりました。
この問題は、青葉区の旅行会社、ハローワールドが企画した子供向けの英語キャンプが中止となったにもかかわらず、参加費用の返金が行われなかったものです。
日本旅行業協会では7月25日まで弁済申請の受け付けを行っていて、15日、協会による弁済業務委員会が開かれました。
全国から1544件、総額約5159万円の申し込みがあったということです。
弁済は全件認められましたが、限度額は1100万円と定められているため、全額の救済は困難で、それぞれの被害金額の21.3%を還付することが決まりました。
日本旅行業協会は今後、速やかに弁済を行うとしています。