ホンダは12日に、軽乗用車「N-ONE」をベースにしたEV=電気自動車「N-ONE e:」を発売する。

価格は269万9400円から(※税込)。

航続距離は295kmで、都市部での通勤や買い物など、日常使いに十分な性能を備えている。バッテリーはフロア下に薄型で搭載されており、室内空間を損なうことなく、大人4人が快適に乗車できる設計となっている。

ホンダの軽乗用車として初めて、アクセルペダルだけで加減速や完全停車を行うことができる仕組みを搭載した。

また、充電時間は普通充電で約4.5時間となっているほか、車から家電など最大1,500Wの外部給電が可能で、アウトドアや災害時の非常用電源としても活用できる。夜間に充電した電力を日中に家庭で使用することで、電気代の節約にもつながる。

ホンダは2024年に軽自動車のEV「Honda e」を生産終了し、軽の商用車のEV「N-VAN e:」を発売している。

今回、軽の乗用車での発売で、軽自動車ユーザーの需要を取り込みたい狙い。

(フジテレビ経済部)

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