宮城県内でもクマの目撃情報や被害が相次ぐ中、色麻町の雑木林に設置されていた箱わなで、子グマ1頭が捕獲されました。また、その近くにとどまり続けた親グマ1頭が10月16日朝、駆除されました。
15日午後6時ごろ、箱わなにかかったクマが発見された、色麻町一の関の雑木林です。
16日午前4時40分ごろ、クマと思われる鳴き声が聞こえました。
わなにかかっていたのは、体長60センチメートルほどの子グマで、その周辺には体長1.3メートルの親グマ一頭がとどまり続けたということです。
そして、午前8時40分ごろ。
記者リポート
「発砲音が聞こえました」
猟友会により、親グマが駆除されました。約1時間後には子グマも駆除されました。
県は冬眠前に餌を求めるクマが行動範囲を広げているとして、10月末まで警報を延長して注意を呼びかけています。