軽自動車が通行人の男女3人をはね、このうち女性1人が死亡しました。

運転していたのは高齢ドライバーで、認知症の疑いがあるとみられます。

現場近くの防犯カメラ映像には、暴走する軽自動車の様子が記録されていました。

事故が起きたのは、愛知・名古屋駅から南に数百メートルほどの位置にある人通りの多い交差点。

警察や消防によりますと、15日午前7時40分ごろ、軽自動車が横断歩道を渡っていた30代から40代の男女3人をはね、このうち49歳の女性が死亡しました。

防犯カメラの映像を確認すると当時、横断歩道には多くの歩行者が通行していたのが分かります。

そこに、画面左から軽自動車が現れ、猛スピードで横断歩道へ。

軽自動車は中央分離帯に乗り上げてはねたとみられ、後輪が浮いた状態です。

目撃者などによると、軽自動車は信号を無視して横断中の歩行者に突っ込んだとみられます。

警察は71歳の運転手の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕。

男は、警察の調べに対し「人にぶつかっていない」と容疑を否認しているということです。

警察は男に認知症の疑いがあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

東海テレビ
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