10月15日午前、岩手県雫石町の山林で、町からクマの捕獲を委嘱されている団体の男性が、わなにかかっていたクマに襲われ、大けがをしました。
15日午前10時半ごろ、雫石町御明神の山林で、町の鳥獣被害対策実施隊の隊員たちがわなにかかったクマを確認しようと扉を開いたところ、4人いた隊員のうち81歳の男性がクマに襲われ、右腕をかまれました。
男性は病院に運ばれ、命に別条はありませんでしたが、重傷とみられています。
クマは体長1mほどの成獣で、その後、山林に逃げたということです。
わなはドラム缶式で外から中の様子を見ることはできず、男性らはクマの大きさを確認するためにわなの扉を開けようとしていたということです。
雫石町鳥獣被害対策実施隊では今後、町と協議してわなを確認する手順を見直す方針です。
(岩手めんこいテレビ)