アメリカの主要メディアは、国防総省が新たに示した取材規制の指針に同意せず、報道機関向けのスペースから退去しました。
主要メディアは15日、国防総省内に設けられた報道機関向けのスペースで資料を廃棄したり、機材の撤去作業に追われました。
取材記者証を国防総省に返却した後、施設内から立ち去ったということです。
国防総省は9月、国内外のメディアに向けて、報道する前に当局の承認を得るよう新たな指針を示していました。
この指針に同意するのかどうか、14日が回答期限でしたが、トランプ政権寄りの保守系FOXニュースを含む主要メディアが報道の自由の侵害だとして同意を拒否していて、トランプ政権とメディアとの対立が鮮明になった形です。