そこで私が自宅でやっているのが、家のまわりをぐるりと取り囲むようにベイト剤(毒エサ)を配置する駆除法です。

ベイト剤(イメージ)
ベイト剤(イメージ)

この時、「屋外用」のベイト剤を使うといいでしょう。頑丈な構造のケースに有効成分が収まっていて簡単には壊れませんので、ペットや小さいお子さんがいるご家庭の場合でも安心して使うことができます。

室内用のベイト剤を使っても問題ありませんが、雨に濡れるとカビが生えて劣化しやすい、水没してしまうなどのデメリットがあるため、頻繁に交換する必要があります。

毒エサは2カ月で交換を

さて、ベイト剤の配置の仕方ですが、我が家では床下通気口の両脇に1個ずつ、通気口と通気口の間の地面に1〜2個ずつ置いています。

繰り返しになりますが、設置するのは梅雨が明けた7月です。春や梅雨前に設置しても構わないのですが、雨が降っているとゴキブリはそれほど活発に活動しないし、エサが雨で濡れて劣化すると、ゴキブリの食いつきが悪くなってしまいます。そのため、我が家では駆除をはじめるのは毎年7月と決めているのです。

ベイト剤は2カ月を目途に交換を(イメージ)
ベイト剤は2カ月を目途に交換を(イメージ)

ベイト剤のなかには「1年間有効」とうたっているものもありますが、雨のかかる屋外にずっと置きっぱなしにしておくと、 劣化も進みますし、ナメクジやほかの虫が食べてしまうことがあります。