浜田市で、島根県のブランド品種西条柿「こづち」の出荷が始まりました。
「こづち」は、縦長の形と柔らかくなめらかな食感が特徴の島根県特産の西条柿です。10月3日は浜田市の選果場で出荷式があり、生産農家やJAの関係者、約80人が出席しました。
浜田市では、67人の農家が29ヘクタールで生産していて島根県内では出雲市の平田に続く2番目の生産量です。
生産組合によると、2025年は早い梅雨明けや夏の猛暑の影響が心配されましたが、このところの寒暖差で生育は順調に進み、十分な甘さに仕上がったということです。
いわみ中央西条柿生産組合・串崎美之組合長:
この時期しか味わえないので、ぜひとも購入して季節を味わっていただきたい。
生産組合は11月下旬までのシーズン中、2024年並みの160トンを出荷し5700万円の販売を目指していて、県内を始め広島や山口のほか関西、九州にも出荷するということです。