アメリカ・トランプ大統領の悲願だったノーベル平和賞の受賞はなりませんでした。

トランプ大統領(79)はこれまで、度重なる機会に「自分がノーベル平和賞に最もふさわしい」と主張してきましたが、2025年の受賞は逃しました。

トランプ大統領は、今年5月に起きたインドとパキスタンの武力衝突による停戦の仲介をはじめ、2期目の大統領就任以降、8つの戦争を終わらせたと主張し、今年のノーベル平和賞の受賞に意欲を示してきました。

先月には、自身が選ばれなくても「アメリカが国としてノーベル平和賞を受賞べきだ。そうでなければアメリカに対する大きな侮辱だ」と主張していた他、ノルウェーの財務相に「自分がノーベル平和賞にふさわしい」と電話で訴えたと伝えられています。

ノーベル賞は自薦が認められていませんが、イスラエルやパキスタンなどが推薦の意向を示していました。

2009年のオバマ元大統領を含め、過去に4人の大統領経験者がノーベル平和賞を受賞しています。

フジテレビ
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国際取材部
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