ライブBBT「追跡!野菜のお値段!」です。このコーナーではいまお買い得の野菜や旬の野菜を使ったおすすめレシピなどを紹介していきます。
30日の「イチ押し!」は県産のサトイモです。
秋の野菜が続々と入荷していました。
「秋の野菜の入荷が本格的に始まっておりまして、富山県産のサツマイモ、ベニアズマという品種ほくほくしたサツマイモ。これが入荷のピークになっている」
「栗はいいもの、晩成種県外の栗は干ばつで小さめだが、地物のクリは結構いいものが入荷している」
「秋撒きのキュウリ。秋に出荷されるキュウリが増えている。あとは地物の菜っ葉関係が少し顔を出している(例年より遅め)10月に入ると本格的に増えてくる」
市場はすっかり秋ですね~!
そうなんです。これ以外に、地物野菜で入荷のピークが始まっているのがサトイモです。
「南砺市の福野のサトイモ。品種が石川早生という、今年は石川早生のほうが豊作。ちょっと上市産のは不作と聞いている。品種が大和という晩成種だが、今年は早生品種の石川早生が入荷が多くてお買い得な状況」
「秋の野菜の入荷がピークとお話ししたが、逆に北海道は、6月の干ばつや雨の影響で、商品的にはあまりよくない」
「ジャガイモについては昨年の(1~)2割高という感じ。今年は干ばつの影響で大きいものが少なくて中玉サイズと大玉サイズで価格の開きがある」
「タマネギのほうはジャガイモよりもっと作柄が悪くて、価格的に極端なことを言うと去年の倍ぐらい。北海道のタマネギというのは来年の3月、4月ごろまで続くが、ずっと価格が高いままということで。こういうもの(小さい)が多くて、大玉はとんでもないような価格で、まあ、ちょっと手間がかかるかもしれないけど、家庭で買われる場合は中玉くらいのサイズを買ったほうがまだリーズナブルかも」
「この冬はタマネギが高い!」
「そうですね。ちょっと高いというふうに…。まあジャガイモについては1割2割高ならそんなに(これまでと)変わらないと思うので」
さて、いま入荷がピークの福野のサトイモ、おすすめレシピは芋煮です。
(ゴボウ、コンニャク、ネギにお好きな肉とキノコで)
「サトイモ(大6個)を一口大に切って鍋に入れます」
(水600~800cc顆粒だし大1)
「切りゴボウ(1/2本)、こんにゃく1枚」
「(10~15分)サトイモが柔らかくなったらネギ。マイタケ(半P)」
「麺つゆ(大2)で味を調えます」
「牛肉(250g)を入れます」
「これで大丈夫」
「完成です」
サトイモは、泥付きのものが鮮度を保ちやすい。保管は今の時期カビが生えやすいので風通しの良いところに置くとよいそうです。
タマネギを使う加工食品は輸入物に切り替えてしのぐ業者もあるそうです。
それでは今週の値段表を見ておきましょう。
市場価格、先週との比較です。
ハクサイ、レタスが6割ほど上がっていますね。
レタスは少し前まで安値でしたが高冷地の出荷が終わったため上昇です。
キュウリも産地切り替わりの時期でやや値上がり。
タマネギもまだ上昇傾向です。