黒部峡谷鉄道は、能登半島地震で被害を受けた鐘釣橋などの復旧工事について、完了は来年中との見通しを示しました。

能登半島地震では落石で「鐘釣橋」が大きく損傷したため、黒部峡谷鉄道では猫又駅から終点の欅平駅までの運転を休止しています。

鐘釣橋の復旧工事に取り掛かるのを前に、橋の上部にある東鐘釣山で見つかった不安定な岩を取り除く作業が行われていて6月に完了したということです。

この後は山の岩場にみられる隙間にセメントなどを流し込む作業が行われる予定です。

黒部峡谷鉄道では、工事の完了は現時点で来年中と見込んでいますが、トロッコ電車の全線の運転再開時期は未定としています。

富山テレビ
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