今年産の県産米の一等米比率は先月末時点で93.0%と、去年をやや上回りました。
猛暑の影響が懸念されましたが、県は「生産者が対策を徹底し、品質を確保することができた」としています。
北陸農政局が発表した速報値によりますと今年8月末時点の一等米比率は93.0%で、去年の同じ時期を1.6ポイント上回りました。
品種別ではてんたかくが96.5%と去年をやや上回り、コシヒカリは収量が去年の0.2%程度ながら前年並みの67.2%でした。
この夏、猛暑による作柄への影響が懸念されましたが、県農産食品課は「一昨年の猛暑の反省や経験も活かされ、生産者が害虫防除や水管理など暑さへの対策を徹底したことで、品質を確保することができた」としています。
コメの品質調査の結果は次は10月下旬に発表されます。