長崎県消防学校で26日に卒業式があり、59人が学び舎を巣立ちました。
恩師の前で半年間の訓練の成果を発表しました。
大村市の県消防学校です。
県内の消防局や消防本部に所属する男女59人が、半年間の訓練の成果を力強く恩師や家族に披露しました。
学生たちは172日間の研修を終え卒業します。
卒業生代表 藤島綾太郎さん(平戸市消防本部)
「ここで築いた絆は、一生切れることのないかけがえのない財産です」「この先多くの壁にぶつかると思う。県内各地で活躍する仲間の絆を思い出し、支えにして乗り越えていきたい」
教官
「ゼロから1は大変だけど、頑張れば何でもできるようになる」
学生
「現場に行っても頑張ります」
長崎市消防局 内海元太さん
「訓練はきつかったが、仲間がいたからこそ乗り越えられた」「市民に信頼される消防士になりたい」
卒業生59人のうち、7人が女性です。
佐世保市消防局 浜田朔羅さん(※「浜」は「まゆはま」)
「周りの仲間や教官、家族が支えてくれて卒業できた。感謝を忘れずに現場に戻っても頑張りたい」
母の千春さん
「危険を伴う仕事なので、大丈夫かなという不安感は強かった」「(卒業して)一回り大きくなって逞しくなった。安心した」
学び舎を巣立った消防学生たちは、それぞれの配属先で27日から仕事にあたります。