鹿児島市は障害者就労支援施設に支払われる報酬2500万円余りを不正に請求していたとして、鹿児島市の社会福祉法人に対し指定の取り消しなどの行政処分を行いました。

処分を受けたのは鹿児島市の社会福祉法人・天祐会です。

鹿児島市によりますと、天祐会が運営する「就労支援センター七福神」で、障害がある人の利用実態がないにも関わらず報酬を不正に請求したということです。

不正請求の額は約2500万円で2020年からの5年間で約3000回に及びます。

2025年6月の監査で発覚したもので鹿児島市は天祐会に対し「指定障害福祉サービス事業所」の指定の取り消しと、3500万円余りの返還を求める行政処分を行いました。

鹿児島テレビ
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