北九州市は26日、酒を飲んで車を運転したとして区役所職員と中学校副校長の計3人を懲戒免職処分としました。

市によりますと、八幡西区役所の52歳の男性職員は8月、外出先で飲酒した後に自家用車を運転し、警察に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕され、その後、裁判所から略式命令を受けました。

また、戸畑区役所の37歳の男性職員は8月、自宅で飲酒した後に自家用車を運転し、警察に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。

さらに、市立中学校の48歳の男性副校長は5月、飲食店で飲酒して仮眠した後に自家用車を運転したところ酒気帯び運転の疑いで警察に検挙され、その後、裁判所から略式命令を受けました。

市はこの3人を26日付で懲戒免職処分としました。

このほか、自転車を飲酒運転した疑いで警察に検挙された消防局の48歳の男性職員と行政委員会事務局の46歳の男性職員をいずれも停職12カ月の懲戒処分としました。

市は職員の飲酒運転が相次いでいることを受け、専門家を交えた対策会議を発足させていて、9月中をめどに対策を取りまとめる方針です。

テレビ西日本
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