24日未明、酒を飲んだ状態で車を運転し、パトカーからの追跡中に住宅の壁に衝突する事故を起こした男が、酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
24日午前1時20分ごろ、沖縄県宮古島市平良でパトカーに追跡されていた乗用車が、カーブを曲がりきれず住宅の壁に衝突し、追跡していたパトカーも同じ壁に衝突しました。
この事故でパトカーに乗っていた警察官が鼻の骨を折る大ケガをしたほか、パトカーから逃げた車の運転手と同乗者が肘や頭に軽いケガをしました。
警察によりますと「飲酒運転の疑いがある」と通報を受けて捜索したところ、通報内容と似た車を見つけて停止を求めましたが、応じなかったため追跡したということです。
捜査の結果、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたとして、警察は車を運転していた京都府の無職小島皐容疑者（28）を酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し小島容疑者は「酒を飲んで車を運転した」と容疑を認めているということです。
