入学式などで「君が代」を歌っているかや、音楽の授業で習ったかなど、小中学生にアンケートを行うとする決議が24日、石垣市議会で可決されました。
「君が代」に関するアンケートの実施を求める決議は、24日の石垣市議会で与党議員から提案されました。
提案理由について議員は、「子どもたちが国家を歌えていないという保護者の懸念がある」と説明し、音楽の授業で君が代を学んだかや、入学式・卒業式で歌っているかなど4項目からなるアンケートを、市内の小中学生を対象に実施するとしています。
学校教育の独自性を脅かすとの反対意見もありましたが、決議は賛成多数で可決されました。
石垣市教育委員会は、具体的な対応については今後、市と教育委員会で検討するとしています。
決議について沖教祖の森岡稔中央執行委員長は、教職員の負担やこどもへの押しつけに繋がらないか懸念があると指摘しています。