伝統文化から“和の心”を学びます。
鳥取市の中学校で、浴衣の着付けを体験する特別授業が行われました。

鳥取市の南中学校で行われた特別授業。
プロの美容着付け師に教わりながら、生徒たちが和服の着付けを体験しました。
家庭科の授業の一環で日本の伝統文化でありながら、時代とともに着る機会が減っている和服を実際に身に着けることで生徒たちにその魅力を感じてもらう狙いです。

講師:
帯の下を持って横に引っ張ってください。そしたら締まります。

9月25日は気軽に着られる浴衣の着付けですが、生徒たちは慣れない着物の扱いに悪戦苦闘。
それでも、プロの手ほどきを受けながら、帯の巻き方など少しづつコツをつかんでいきました。
30分ほどで着付けが整うと色とりどりの浴衣姿、生徒たちはかわいく凛々しく変身しました。

Q.友達の浴衣姿どうですか
生徒:
とてもかわいいです。来年の夏祭りにも使えると思うのでぜひ使ってみたいです。

山野流着装教室鳥取県支部・三谷美登里さん:
着物って難しく考えている方が多いので、簡単に着られると思ってもらえれば楽しめるかなと思っています。

着付けの体験授業は11月にも行われ、生徒たちは礼装の「白無垢(しろむく)」の着付けに挑戦するということです。

TSKさんいん中央テレビ
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